所属:生物資源科学部 地域資源開発学科 職位:教授、生物資源科学部長、生命環境学部長 学位:博士(農学)
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(1)植物細胞を目的に応じて自由に選抜・デザインする細胞操作技術の確立と提供 (2)植物体の増殖効率や植物細胞の物質生産性を向上させる生育や培養環境の精査と改良 (3)地域課題と植物資源に関する調査や利活用の提言
植物細胞工学を専門として、私たちの社会で活用している資源植物の成長や分化を制御するための植物細胞培養や細胞操作技術について研究しています。 また、地域の植物を特産品にするための特性評価や製品開発についても興味を持って取り組んでいます。
植物細胞培養は対象植物の芽や葉、茎などから細胞を取り出して、無菌環境のシャーレやフラスコの中で増やす技術です。 植物細胞を増やすことができ、多分化性を示すことから代謝活性化や植物体再生などを行うことができます。私たちは、植物培養細胞の食用や工業原料用としての活用を目指した「細胞農業」に関する研究開発を進めていきたいと考えています。
保存が必要な希少植物や天然記念樹木、また地域特産になり得る植物素材を地域の皆様と連携しながら研究を進めたいと考えています。 例えば、青パパイヤの栽培とその活用を目指した協働など新たな取り組みを進めています。
野草等の地域資源を活用した入浴剤の開発研究(三次市) 天然記念物の樹木の保存と活用に関する研究(庄原市) 竹林の管理と竹資源の活用に関する研究(安芸高田市)