所属:生物資源科学部 地域資源開発学科 職位:准教授 学位:博士(農学)
農業・畜産業の近現代史、農業女性の経済的自立と社会参画
歴史的な視点から、農業の生産技術の発達と普及、集落の仕組みを分析します。
農業は地域に密着した産業です。気候や地勢、土壌の性質など、地域ごとに制約される条件が異なります。現在、目にする農村の景観も、過去の変化と積み重ねによるものです。広島県の農業・畜産業の変遷を、農業システムの面から明らかにします。
農業女性は、地域で多様な活動をしています。 その一方で、女性の地位はかつてよりは向上しているものの、十分とは言えません。ジェンダーの視点から、農業・農村を分析します。
制度や経済の変化は、農業生産方式をどのように変化させ、農業に携わる人たちの組織や生活、地域社会にどのような影響を及ぼしてきたのか。これらの要素を、農業のシステムの一部として検討します。
キーワード:農業・畜産業の近現代史、農業女性の経済的自立と社会参画
これまでに、農業経済の視点から、中山間地域の農業や森林、まちづくりなどの協働プロジェクト事業を行ってきました。
「県民ニーズに基づく「広島牛」ブランド形成戦略に関する研究」(平成25年) 女性の労働の関する協働プロジェクト(三次市、三原市)
・審議会委員(令和3年現在) 三次市男女共同参画審議会 広島市環境審議会 広島県都市計画審議会 広島県森林審議会