所属:生物資源科学部 地域資源開発学科 職位:教授、フィールド科学教育研究センター長 学位:博士(学術)
アスパラガスの長期採り、冬採り促成栽培における環境ストレス応答による収量、品質への影響や休眠制御に関する研究、トマトやイチゴの夏秋期長期採り栽培における各種環境ストレス応答に関する研究、その他地域特産作物、薬草に関する栽培生理、栽培法に関する研究。
県農林水産業における中山間地農業の活性化やスマート農業の実装による生産性向上をねらいとした野菜栽培研究を行っています。 特に、アスパラガス、トマト、イチゴ等の中北部冷涼地帯を対象とした地域特産野菜・薬草の栽培上の問題点について調査・分析を行い、生理生態解明による栽培技術の改良や品質向上に取り組んでいます。
現在は、植物工場や水耕栽培に関する研究も実施中です。 作物は栽培環境から来る各種ストレスに応答して収量や品質成分を変化させます。 これらを踏まえ、栽培環境を調節し、安全でおいしく、ユニークで高機能な野菜を持続的に栽培できるよう、栽培と品質の両面から研究に取り組んでいきたいと考えています。
地域特産作物の作期や栽培地域の拡大に関する研究。 持続的で地域の資源を活用した栽培研究。 植物工場(人工光、太陽光)や水耕、養液栽培など。
トマト袋利用栽培、アスパラ促成栽培、薬草等振興、公開講座(以上、庄原市・JA)、茎レタス、薬草振興、インド国際親善(以上、三次市)、薬草(三原市)、エゴマ(大崎上島、東広島市)、県総技研共同(アスパラガス作期拡大、薬草栽培等2件)、トマト栽培他(国営備北丘陵公園)、キュウリ環境モニタリング他(江田島市)、県内食品企業(6件)、農林水産省(薬草・1件)、財団等の受諾(植物工場・1件)等