所属:生物資源科学部 地域資源開発学科 職位:准教授 学位:博士(食品栄養科学)
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食品の品質(鮮度・おいしさなど)評価に関する研究を行っています。食品の品質は、様々な要因で変化します。また、食品の種類によっても異なります。そのため、食品ごとに適した品質評価の方法が考案されています。 研究室では、食品の統一的な品質評価法の開発を目指しています。現在は、メタボローム解析という対象試料中の化学成分を網羅的に解析する手法を様々な食品を使用し、その食品に適した評価を行っています。 また、食品の安全性や栄養調査の評価等もこのメタボローム解析を応用して研究を進めています。
主な研究テーマとしては以下があります。
現在、GC-MSを用いたメタボローム解析手法を研究室の中心的な実験手技としています。 しかしながら、この手法だけで食品の品質、安全性、栄養調査等の評価には限界があります。方法論として、他の分析機器(LC-MS等)を使用したメタボローム解析やメタボローム解析以外のオミクス手法の導入、また他の最先端的な実験手法なども取り入れていければと思っています。
地域には様々な食品資源が存在します。その中には、有効活用されていない、いわゆる未利用・低利用資源が数多く存在します。そのような食品資源に対して研究室の強みである、おいしさ評価等によって、科学的に地域食品資源の良さを明らかにし、ブランド化や新しい商品開発等に繋げていきたいと考えています。
これまでに以下のような地域、企業等と連携をしました。(現在進行中の物も含む)